率先垂範ー教師自らが学び、自らを高めていくためのコース
目の前の生徒・そしてまだ見ぬ未来に出会う生徒たちに本物の英語力を身につけさせ、「ことばの面白さ・奥深さ」を発見する知的昂奮に満ち溢れた授業を行える教師となるために。
※現役英語教師および英語教師を志す学生(社会人含む)対象のため、一般学習者の受講は受付できませんのでご注意ください。
【注意】:教え方・学習メソッド・授業や教材のアイディア(ネタ)といった、表面的な知識や技術のみを求める輩は、決してこの門をくぐるべからず。また授業の前提として、現状では「ダメ」であり、ゆえに「良し」へと改善していくという見解に立っている。現状の自分の指導に確固たる自信があるならば、目の前の生徒で結果を示せばよい。
Level:
Key Words:
プロフェッショナル, 啓蒙, 教員鍛錬, 発音, 研究
このレッスンに関しては「作らざるを得なかった」というのが実際のところである。
The aim of this course is to enlighten discerning candidates of professional Japanese (trainee) teachers of the English language. This course will also provide you with a real opportunity to expand qualified English skills that deserve to be taught to your students.
In this course, you will...
*Be noted that this lecture will NOT be concerned with 'how' to teach a foreign language and makes NO contribution to developing your 'teaching skills'.
'Repeat after me!'に魂が込められているか?
生徒の模範として相応しい英語発音能力を確実に身につけるためのレッスン。当コースでも初回はThe Rabbit Hole同様に「子音+リズム例文」の音読からスタートする。すべて一回でクリアすることを期待するが、問題が見られる場合は一般学習者同様に指導・矯正を行う。それ以外にも、摩擦音 vs. 破擦音・側面解放や鼻腔解放・/jɪ/や/wʊ/といった上級者でも盲点になりやすい発音のポイントや、英文の意味とプロソディにも焦点を当て練習を重ねる。
また、すべての発音指導の基礎となる範読 (model reading)をより効果的なものにするため、英文テキストを「完璧に」read and look upできるよう訓練を行う。
歌を教材として扱えることは、プロの英語教師としての職務。
好む好まざるに関わらず、プロボクサーならば減量を行うこと・裁判官ならば人を裁くことはプロとしての職務と考えられよう。同様に、英語教師にとって英語の歌を教材として扱うことは、個人の好みで判断することではなく、生徒に正しい英語発音・リズムを体得させるために絶対に必要なことである。
よって、当コースでは英語の歌を題材としたレッスンは必修として取り上げる。教師自身が歌の学習効果を実感し、自分の生徒の力を伸ばすために信念を持って教材として用いることができるよう、実践トレーニングを行う。
生徒の英語を上手くさせよ。
英語教師にとって、きちんとした発音で話せることは必要条件に過ぎず十分条件ではない。生徒のパフォーマンスには、絶対に至らない点(=向上のための伸びしろ)があるはずで、もし指導・フィードバックすべきことが1つもないのであれば、その生徒は「卒業」である。よって、生徒の発音を常にモニタリングし、改善の必要な事項が現れた瞬間に指摘→指導を行って初めて、英語「教師」として存在していると言えるのである。
以上を踏まえて、レッスンでは「インチキ発音」を発見するトレーニングと、正しい発音へ導くための音声指導の方法について研究・実践演習を行う。
上記必修1~3で学ぶことが十分に身に付いた受講生は、以下の研究へと進むことが可能。
学習英文法の焼き直しではなく、ことばの仕組みそのものから英文法・語法を捉え、より深い理解に基づいた指導を行えるようになるためのレッスン。
【テキスト】:
Cognitive English
Grammar (Radden & Dirven 2007)
Practical English
Usage (Swan 2005)
学校での定期試験やTOEIC・英検のような資格試験だけが「テスト」ではない。授業中に課題・タスクをやらせることで生徒の英語力(の一部)を測定し、その後の指導に活かすということも広く「テスト」と捉えれば、適切なテスト/課題を作成できることは教師にとって必要不可欠な能力と言える。
目の前の生徒に合わせて課題難度を無段階調整し、それに取り組むことによって英語力の向上を図ることのできるテスト/課題作成を実践を通じて学ぶレッスン。具体的には1つの英文素材から「7色の課題」を自在に作り出せる能力を涵養する。
【テキスト】:
『英語テスト作成の達人マニュアル』
(静哲人 2002)
『5つの分類×8の原則で英語力がぐーんと伸びる! 音読指導アイデアBOOK』 (正頭英和 2005)
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* このコースを受講希望の場合でも、初回は The Rabbit Holeをご受講ください。
*ただし予約時に「『教える』を教える ~家元~」 受講希望の旨を明記すること。
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